65,536行?1,048,576行?Excelはなぜ行数の最大値が中途半端なのか

仕事で頻繁に使用する人も多いMicrosoft社の表計算ソフトExcel。2007年にリリースされたExcel2007からは行数の最大は104万8,576行もあり、Excel2003の6万5,536行に比べて10倍以上も多く打ち込めるようになりました。こんなにあってもまず使わないし、使ったとしてもデータ容量が重くなりすぎてPCが耐えられなさそうですね。
ところで、Excel2003は65,536行、Excel2007は104万8,576行とどちらも中途半端な数字となっていますが、一体なぜExcelの最大行数はこのような中途半端な数字なのでしょうか。
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実はExcelの最大行数は中途半端なんかではなく、ある規則に則った行数となっています。Excel2003の65,536行、これは2の16乗。つまり、2を16回掛けた数字となっています。同様にExcel2007の104万8,576行は2の20乗となっています。
コンピュータの世界は2進数(0,1の2つの数字を使って数を表現)がベースとなっています。そんなことからExcelの最大行数が2の累乗となるのも自然な流れなわけですね。
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