東京湾に浮かぶパーキングエリア「海ほたる」の名前の由来

東京湾に浮かぶパーキングエリア「海ほたる」。川崎と木更津を結ぶ東京湾アクアライン上にあるパーキングエリアです。アクアラインが出来る前は木更津方面まで船で渡るか陸地をぐるっと回っていく必要があった為、海に道路ができたことで大変便利になりました。
「海ほたる」を目当てに訪れる観光客もいるほど人気のパーキングエリアですが、そもそもこの「海ほたる」という名前の由来は何だったのでしょうか。
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東京湾アクアラインの開通日

東京湾アクアラインは1997年12月18日に開通しました。全長約15.1kmの道路で、川崎から木更津まで15分で行けてしまう便利な道路です。総工費はなんと1兆5,000億円ほど。アクアラインも海ほたるも24時間営業ですが、海ほたる内のショップ・レストランは店によって営業時間が異なります。
海の上に便利な道路が開通したわけですが、開通当初は利用者がほとんどいませんでした。絶対に便利であることは間違いありませんが、なぜ当初は利用者が少なかったのでしょうか。
開通当初ガラガラだった理由

アクアラインは開通当初ガラガラでした。理由は高額な料金。開通当初、アクアラインの通行量は片道で5,050円と超高額。往復すると1万円を超えてしまいます。高い総工費を回収する為に高額な料金設定としていたのかもしれませんが、一般客はもちろんのこと、運搬トラックも利用を控えた為にガラガラ状態でした。今では安くて片道1,000円以下でも利用できるようになり、多くの人が利用しています。
海ほたるの名前の由来

「海ほたる」という名前は一般公募で決まりました。「海上に浮かぶ光」にちなんだ命名ですが、なんと「海ほたる」という名前を考えたのは多くの応募の中で僅か1名だけだったとのこと。ちなみに「アクアライン」も一般公募でしたが、こちらは8名が応募してきたとのこと。「海ほたる」という名前を考えた人は鼻高々ですね。
ウミホタルは実在する生き物

ウミホタル(海蛍)という生き物は実在します。体長3~3.5mmと小さく、夜行性で青く発光します。日本の太平洋沿岸に生息しています。英名は「Sea Firefly(シー ファイアフライ)」。
東京湾に浮かぶパーキングエリアは、まるでこのウミホタルのように綺麗に発光しています。まさに「海ほたる」という名前は何よりもこのパーキングエリアの特徴を表しているのかもしれませんね。
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