SPの平均年収●●万円。安過ぎるでしょ…安倍晋三銃撃で痛烈批判されたSP

[安倍晋三]
2022年7月8日に発生した前代未聞の事件。歴代最長の長期政権を率いた安倍晋三元総理大臣が選挙の応援演説中に山上徹也容疑者に銃撃され亡くなりました。この事件で批判の的となったのが要人警護任務を担うSP(セキュリティポリス)。背後の警備が甘い、1発目の銃撃後の対応がなっていないなど安倍元首相を守れなかったことに批判が集中しました。
結果として要人を守れなかったとして批判をされるのはある種仕方のないこと。その一方で、命に関わる仕事でもあるSPは割に合わない仕事でもあります。その理由の1つが平均年収。SPの平均年収は実は相当低い金額なのです。いったいSPはいくら貰える仕事なのでしょうか。
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そもそも警察とSPの違いって何?
警察とSP(セキュリティポリス)の違いは何かというと、警察は一般市民と向き合っている一方、SPは要人を守る仕事であるという点。SPは国家公務員で、男性の場合は身長173cm以上、柔道または剣道・合気道で3段以上、英会話ができるなどなど、厳しい条件もあります。要人を守る為に、命を張って盾になる訓練も受けるなど、過酷な職業です。しかしながら、報われない所もあるのがSPという仕事。
SPの平均年収

[SPの公開訓練]
SPは警察に属しており、給料は公安職俸給表という表によって決められています。国家公務員の平均年収が600~700万円程で、こことそれほど乖離しないものと考えられます。要人の為なら命を捨てる覚悟が必要な仕事ではありますが高給というわけではありません。日本の場合は銃社会でもなく基本的に安全な国ではあるので、命を落とすような場面は滅多にありません。もしこれが治安の悪い国であればリスクに合わない金額かもしれません。
アメリカの要人警護の年収
アメリカの要人警護(シークレットサービス)の年収はどうでしょうか。アメリカの場合は約19万ドルとも言われ、2022年7月のドルレートを136円として換算すると、2,500万円を超える金額です。円安なのでより高く感じますが、100円換算としても2,000万円弱の金額です。かなり厳しい労働環境ではありますが、金額もそれなりに貰えます。銃撃自体がほぼ起きない日本と異なり、アメリカのシークレットサービスであれば安倍晋三銃撃事件は防げた事件かもしれません。過去を悔やんでも何も変わりませんが、銃撃事件はずっと尾を引きずり続けそうです。
まとめ
SPの平均年収。これが妥当と感じるかどうかは人それぞれかもしれません。個人的には、要人の盾になって死ぬのはまっぴら御免の為、1億つまれてもやりたくはありません。今後、安倍晋三銃撃事件のような事が二度と起きないことを願います。スポンサーリンク
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