江戸時代に人口はどれぐらいいたのか?なんと今のたったの●分の1

[PhotoAC]
2022年現在、日本の人口は1億2,000万人ほど。世界の国別人口ランキングでは日本は11位に位置しています。世界は200か国近くありますが、その中で11位というのはかなり多い部類に入ります。
やはり人数が億を超えるとなかなかのボリューム感ですが、実は日本は今から400年前の江戸時代、人口が今とは比較にならない程少なかったのです。今とどれほどの差があったのでしょうか。
スポンサーリンク
江戸時代の人口

[PhotoAC]
日本の人口の推移は下記の通り。
時代 | 西暦 | 人口 |
---|---|---|
奈良時代 | 725年 | 451万人 |
平安初期 | 800年 | 551万人 |
平安末期 | 1150年 | 684万人 |
鎌倉幕府成立 | 1192年 | 757万人 |
室町幕府成立 | 1338年 | 818万人 |
江戸幕府成立 | 1603年 | 1,227万人 |
享保の改革 | 1716-45年 | 3,128万人 |
明治維新 | 1868年 | 3,330万人 |
終戦 | 1945年 | 7,200万人 |
20年前 | 2000年 | 1億2,693万人 |
ピークの時期 | 2018年 | 1億2,808万人 |
今から約1,300年前、奈良時代はなんとたったの450万人ほど。東京の人口の半分にも満たない数字です。奈良時代から1,000年近く経った江戸時代には1,227万人まで増加。1,000年で3倍ほどに増えています。そこから400年でこの数字は一気に10倍です。1,000年で3倍、からの400年で10倍です。実は日本はものすごい勢いで人口爆発していたわけですね。一方で、現代はなかなか人口が増えていきません。
人口ピークは2018年
人口のピークは2018年で1億2,808万人です。ここから下降の一途をたどります。【参考記事】 日本オワコン?人口が減り続ける日本…特にオワコン化しているのはガースーのお膝元・秋田県
少子高齢化が進み、日本の人口は暗雲立ち込める状況です。2035年には3人に1人が高齢者になると言われています。さらには2050年頃には1億人を切るという試算もされています。400年で10倍に増えた人口ですが、減るのも早そうです。
まとめ
人口が減り続けることに対して危機感が報じられる近年ですが、実は400年前はわずか1,227万人。人口というのは時代によって増減の勢いに落差があります。少子高齢化が叫ばれていますが、どこかでゲームチェンジする時代は来るのか。これから日本はどうなっていくのでしょうか。スポンサーリンク
- <関連記事>