ビックリマンの当初の価格はたったの30円!?恐ろしいほど安かった!

[創造ビックリマン]
ビックリマンチョコはご存じですか?ウエハースチョコに四角いシールがおまけでついてくるロッテの商品ですね。1977年に発売され、なんと40年以上もの歴史を誇ります。1985年には「悪魔VS天使シリーズ」が発売され、社会現象を巻き起こすほどの大ブームとなりました。
今では80円で販売されていて、コラボシリーズだと100円で販売されているビックリマンですが、発売当初は信じられないような金額で販売されていました。一体当初はいくらで販売されていたのでしょうか。
スポンサーリンク
発売当初のビックリマンの価格

[まんだらけ]
発売開始となったのは1977年10月。当初はなんとたったの30円でした。その値段の安さから子供にも大人気で、男子は皆シールを集めていました。今では80円と3倍近い値段の為、子供がなかなか手を出せない価格となっています。
ビックリマンの価格推移
ビックリマンの価格の推移は下記の通り。年月 | 価格 |
---|---|
1977年10月 | 30円 |
1991年8月 | 50円 |
1998年7月 | 60円 |
2005年7月 | 80円 |
2005年に今の80円まで値上がりし、この金額を維持しています。コラボシリーズとなると100円です。さすがにウエハースチョコとおまけのシールで1つ3桁の金額になってくると購入を迷ってしまうレベルです。
ビックリマンを買いまくった少年達
大ブームとなった当時、少年達はビックリマンを買いまくっていました。実は今と違って、当時のビックリマンはキラキラのシールが低確率で当たる仕様になっていました。今で言うところのガチャみたいなものですね。30~40枚に1~2枚しか入っていないキラキラのシール欲しさに少年達は大量購入していたのです。今ではすべてのシールがキラキラとしていますが、これは1988年に公正取引委員会に「シールの価値を均一化しろ」というお達しがあったため。キラキラシールが当たるか当たらないかのワクワク感はそがれてしまいました。ガチャで例えると、引いたものがすべてSランクといったイメージ。
30円という安価でかつキラキラが出る期待感で射幸心をあおる商品だった為、売れに売れたのでした。当時はビックリマンだけでなく、カードダス(トレーディングカード)も1枚20円で売られ、これもまた低確率でキラキラカードが出る仕様でした。当時は少年達にとってワクワクで溢れていました。
まとめ
30円でビックリマンが買えていた時代。今では到底信じられない時代です。30円ではモヤシぐらいしか買えません。それほどに当時は安価で商品が買えていました。当時を知るミドル世代の人からすると、30円だった物が80円で売られているという異常事態です。しかも日本はここ20~30年経済成長していません。インターネットやらスマホやら、とにかく便利な世の中になりましたが、ワクワク感を楽しめた古き良き時代もあったものですね。
スポンサーリンク