信号機はなぜ赤・青・黄の3色なのか知ってる?

赤は停止、黄色は注意、青は横断可能。
当たり前のことではありますが、そもそもなぜ赤が停止で青が横断可能か知っていますか?
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信号機に赤・青・黄が使われているのはちゃんとした理由があります。
その理由とは、色が人に与える心理的効果。
まず、赤は進出色と呼ばれ、実際よりも近くに見える効果があります。
また、赤は他の色と比べて非常に遠くからでもよく見える色。
さらに赤は興奮色とも呼ばれ、人の脳を活性化させる効果もあるのです。
「止まれ」「危険」といった情報をいち早く人の脳にインプットするには、赤が最も適しているのです。
一方、青は人の心を落ち着かせ、冷静にさせる効果があります。
そんな心理的効果から、安全を示す色として使われています。
最後に、黄色も赤同様「危険」を感じさせる色と言われています。
特に、黄色と黒の組み合わせは警告色とも呼ばれ、人はこの色を見ると無意識に警戒心を持ちます。
踏切やスズメバチなど、黄色と黒の組み合わせのモノを思い浮かべるとよく分かりますね。
信号機は色が人へもたらす心理的効果を応用して設計された優れた機器だったのです。

画像元:www.denvergov.org
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