白い服を着ると太って見える理由

どんな服にも割と合わせやすく、清潔感や上品さを感じさせる白い服。メリットはたくさんありますが、いいところばかりではありません。ちょっとした汚れでも目立ってしまうデメリットがあります。また、白い服を着ると太って見えると言われています。一方、黒い服は痩せて見える視覚効果があります。なぜ白い服が太って見えるのでしょうか。
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白は膨張色、黒は収縮色
白は膨張色、黒は収縮色と呼ばれています。その名の通り、膨張色は膨張して見える、つまり太って見えてしまうということ。そう言われてもあんまピンとこないですよね。実際に膨張色と収縮色の見え方の違いを体感してみましょう。白と黒の見え方比較

画像の色を見比べてみてください。右の黒い円と比べ、左の白い円のほうが大きく見えませんか?
実は中心の円は左も右も同じ大きさです。にも関わらず、視覚的に左の白い円のほうが大きく見えてしまうのです。まるで錯視のようですが、人間の目は同じ大きさの物でも膨張色と収縮色で異なった大きさに見えてしまいます。
まとめ

白と黒の服のメリット・デメリットをまとめてみましょう。
■白い服
・メリット
(1)清潔感がある
(2)明るい印象
・デメリット
(1)太って見える
(2)汚れが目立つ
■黒い服
・メリット
(1)痩せて見える
(2)高級感・落ち着いた雰囲気
・デメリット
(1)暗い・恐い印象
(2)フケなど白い汚れが目立つ
白い服も黒い服もどちらもメリットデメリットがそれぞれあるわけですね。コーディネートの際、参考にしてみてください。
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