カップヌードルの「ド」が小さい理由

誰でも一度は食べたことがあるであろうお馴染みの日清カップヌードル。誰もが知る王道のカップラーメンですが、あまり知られていないのが「カップヌードル」という文字の表記について。実は容器を見るとなぜか「ド」という文字が小さく書かれています。なぜ「ド」が小さいのでしょうか。
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カップル―ドルは日清だけが使える名前
カップヌードルは1971年9月18日に世界初のカップ麺として発売開始されました。「カップヌードル」という名前は日清だけが使用しています。なぜならこの名前は日清食品ホールディングスの登録商標の為。他社は基本的に使用できません。ところで、パッケージの「カップヌードル」は「ド」の字が小さく書かれていますが、それには2つの説があります。
「ド」が小さい理由1
「ド」が小さく表示されている理由の1つが、「ヌード」と勘違いされないようにする為。当時ヌードルという言葉は一般的ではありませんでした。その為、ヌードという言葉と勘違いされないように配慮されたと言われています。確かに字面は似てますよね。「ド」が小さい理由2
ヌードと勘違いされないようにという説について、日清の広報部はこの説を否定しています。正式回答としては、ヌードル(noodle)の発音に合わせ、「ド」を小さくしたとのこと。そう言われると「なるほど」と思えてくる理由でもあります。まとめ
広報は当然自社に都合の良い理由をつけてくるはず。表向きは発音ということになっていますが、前者のほうが本当の理由なようにも思えますね。そもそも「ド」が小さいということ自体に気づく人がほとんどいない為、どっちでもいいような気もしますが・・・細かなデザイン1つに様々なこだわりが見え隠れするわけですね。スポンサーリンク