どんなにアツアツでも長くて3年!?恋が4年で冷める理由

芸能界で、たまに信じられないほどのラブラブぶりを見せるカップルがいます。四六時中一緒にいて事あるごとにチュッチュチュッチュ。これだけ仲の良いカップルを見ると、「素敵なカップル」という思うよりも「どうぜそのうち別れるんでしょ」と、視聴者はどこか冷めた目で見てしまいます。その予想は当たることが多く、数年後にはいつの間に破局。よくあることですね。
さて、どんなにラブラブなカップルでも「恋は4年で冷める」とよく言われます。実はこの4年で冷めるというのは噂なんかではなく、人間は多くの場合4年で冷めるようにできています。一体、なぜ恋は4年で冷めてしまうのでしょうか。
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人は恋をすると、脳内にPEA(フェニルエチルアミン)という物質が分泌されます。このPEAは興奮などを引き起こす作用があり、恋愛中は多く分泌されます。ところが3年ほど経つと、脳はPEAの分泌量を調節します。分泌量が減ってしまうわけですね。PEAが減れば恋愛のドキドキ感も薄れ、恋も冷めてしまう結果に。この為、4年目に入ったカップルが別れてしまうことが多いと言われています。
しかし、PEAが減るのは悪いことばかりではありません。PEAが減るのに反比例して、βエンドルフィンというリラックス効果をもたらす物質が分泌されます。これにより、ドキドキ感はないものの互いに信頼感ある落ち着いた関係が作られ、絆が深まっていきます。PEAもβエンドルフィンも同時にたくさん分泌されれば最高ですが、人間の体はそう都合良くはできていないようですね。
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