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猫がケガをした時などに首に巻く「エリザベスカラー」。なんでエリザベス?

  1. 2022/09/04(日) 10:00
猫がケガをした時などに首に巻くものの名前

猫や犬が手術や怪我をした時など、首にエリマキトカゲのような物を巻くことがあります。傷口を舐めると症状が悪化してしまう為、舐めないようにつける保護具ですね。

実はこの保護具には正式な名前があります。その名前はなんだか高貴な名前「エリザベスカラー」。一体、なぜそんな高貴な名前なのでしょうか。

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エリザベスカラーの名前の由来

猫がケガをした時などに首に巻く「エリザベスカラー」。なんでエリザベス?

猫が首に巻く保護具「エリザベスカラー」。これは16世紀イギリスのエリザベス朝時代の服の襞襟(ひだえり)に似ていることからその名が名づけられたんだとか。凡人が名付けたら「エリマキトカゲキャップ」みたいな名前になってしまいそうな保護具が高貴な印象へと様変わりしました。

そもそもなんで必要なのか?

猫がケガをした時などに首に巻くものの名前

よく聞くのは避妊・去勢手術後につけるケース。これ以外の手術においてももちろんエリザベスカラーをつけます。また、怪我をした場合であったり、皮膚病を患っている場合にもつけることがあります。猫は傷口などが気になって舐めてしまいます。舐めると患部が悪化してしまう為、舐められないようにエリザベスカラーをつける必要があります。

まとめ

エリザベスカラーだろうとエリマキトカゲだろうと、ずっと首にあれがついていると生活は相当不便そうです。とはいえ、患部を守るためには大事な保護具。

エリザベスカラーという名前の由来は理解できましたが、そもそも名前の由来となったエリザベス1世はなぜあんなエリマキトカゲみたいな衣装を身に着けていたのか、そのセンスにも謎は深まるばかり。謎が謎を呼ぶとはこのことなのかもしれません。


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